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新型コロナ巡る麻生財務相の欧州批判、中国ネットは反応さまざま 

中国のニュースメディアは、日本の麻生太郎財務相が国会の中で新型コロナウイルス感染拡大に対する欧州の態度を批判する発言をしたことを報じた。この発言に対し、中国のネットユーザーはさまざまな反応を見せている。(イメージ写真提供:123RF)

 中国のニュース雑誌・Vista看天下の微博アカウントは25日、日本の麻生太郎財務相が国会の中で新型コロナウイルス感染拡大に対する欧州の態度を批判する発言をしたことを報じた。この発言に対し、中国のネットユーザーはさまざまな反応を見せている。

 同アカウントは、麻生財務相が24日に開かれた衆議院財政金融委員会にて、新型ウイルスの感染が急速に拡大しているイタリアやスペインなどに対する支援の意思について質問を受けた際に、答弁のなかで「2月末に行われたG20財務相・中央銀行総裁会議でこの件を話したが、誰も反応しなかった。その1週間後にG7財務相電話会議をやろうと提案され、『つい1週間前に何の関係もない、黄色人種の病気でわれわれには関係ないと誰が言ったのか、お前じゃないか、何考えているんだ』と言った」と発言したことを紹介した。

 麻生財務相の発言からは、欧州各国が当初新型コロナウイルス感染について、アジアに対する偏見を含みつつ完全に「対岸の火事」を決め込んでいたことがうかがえる。

 中国のネットユーザーは麻生財務相の発言について、「麻生氏は本当に何でも忌憚なくものを言う。日本のトランプみたいだ」、「当初は西洋メディアが中国の悪口を言っていたが、今や自分たちの身に降りかかっている。せいせいする」「この発言を聞いて溜飲が下がった」、「人類でウイルスと戦うべきなのに人種差別の道具にしようとする愚かさよ」といった感想を残した。

 また、「彼は五輪が延期になったのは欧米がウイルスを甘く見ていたせいだと考えている」、「東京五輪を延期させられた日本人の恨みは深そうだ」など、大きな経済効果が期待される東京五輪・パラリンピックが予定通り開催できなくなり、莫大な経済損失が生じることに対する怒りをぶつけたとの見方も出ている。

 一方、「麻生氏自身も『武漢ウイルス』と発言したではないか」、「確か、中国がデータを隠ぺいしているといった発言もしてたよな」、「いいこと言ったけれど、これまでの発言を考えるとやっぱり好きにはなれない」など、今回の発言に対しては理解を示しながらも、麻生財務相自身に対して批判的な姿勢を見せるユーザーも少なからず見られた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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