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まさか日本が・・・米中のスパコン争いに再び「割って入ってくるとは」=中国報道

中国メディアは、スパコンの性能をめぐっては、近年は米国と中国の争いが続いていたと紹介する一方、日本のスパコンが9年ぶりに米中の間に割って入ったことは大きな驚きだと伝えた。(イメージ写真提供:123RF)

 理化学研究所と富士通が開発したスーパーコンピューター「富岳」が計算速度や省エネ性能などで世界一を達成したことは、中国でも大きな驚きをもって受け止められている。日本のスパコンが計算速度で世界一になったのは2011年以来、9年ぶりだからだ。

 中国メディアの百家号は28日、スパコンの性能をめぐっては、近年は米国と中国の争いが続いていたと紹介する一方、日本のスパコンが9年ぶりに米中の間に割って入ったことは大きな驚きだと伝えた。

 記事は、米国と中国のスパコンが代わる代わる独占してきたスパコンの計算速度ランキング「Top500」の1位の座を、富岳は日本のスパコンとして9年ぶりに奪い返したと伝え、富岳が快挙を成し遂げることができたのは「スパコン開発にヒト、カネ、モノを惜しげもなく投入してきたからだ」と主張した。

 さらに富岳には国費だけで1100億円が投じられていると紹介し、この金額は中国のスパコン「天河二号」や「神威・太湖之光」の数倍の規模だと指摘する一方、富岳が世界一になることができたのは「タイミングの良さ」もあったと主張。米中はすでにエクサスケールと呼ばれる性能を持つスパコンの開発に乗り出しているが、新型コロナウイルスの影響で開発が遅れているだけであり、富岳はこの機に乗じてタイミング良く1位になれただけだと主張した。

 また記事は、中国が現在開発中のスパコンは2020年下半期に発表される「Top500」で世界1位を奪還する可能性があると強調。スパコンは国の科学技術力の高さを体現する存在であるとし、どのような理由にせよ日本が9年ぶりに世界一を奪還したのは事実であり、中国は「日本の競争力を過小評価せず、努力を重ねていく必要がある」と主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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