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日本のママはどうして全部自分で子育てと家事をこなせるのか=中国メディア

子育てに関しても同じアジアでも中国と日本では違いがある。この違いについて中国メディアが分析している。(イメージ写真提供:123RF)

 子育ては中国でも大きな問題の一つだ。共働きが当たり前の中国では、子育てを優先して主婦として家にいることに後ろめたさを感じる人が少なくないようだ。また、自分で子どもの面倒を見ず、どちらかの親や託児所などに子どもを預けて、共働きをしている世帯も多いようだ。このように、子育てに関しても同じアジアでも中国と日本では違いがある。この違いについて中国メディア百度が分析している。日本では、結婚後子どもができると家庭に入り、子育てに専念する母親も多い。しかも、親の助けを借りずに2、3人の子どもたちを育てている。なぜ日本のママたちにはそれが可能なのかとの疑問を投げかけている。

 その理由の一つ目に、日本にはもともと女性は結婚後に家庭に入るという文化があると説明している。男は外で働き、女は家庭を守るという考えが、今でも伝統として根強く残っている。女性たちは、結婚して子どもができれば、仕事を辞めて子育てが中心の生活を送る。この、子育てと家事に集中できる環境があることも多くの家事を一人でこなせる理由の一つだろう。

 二つ目に、日本には育児休暇や子育て支援が充実してきている、という点。最近では仕事を続けながら子育てを行っている女性も増えてきているが、子育て期間は育休する人も多くなってきている。休職期間中は政府からの支援を受けることができるため、出産や子育てで休職していても経済的なストレスがそれほど多くないのかも知れない。政府からの支援は子どもたちの成長に合わせて継続的に受け取ることができる。育児手当や学費、生活費の保障も中国に比べれば比較的手厚い。もちろん、子育てには多くの時間や労力が必要で、疲れる事はあるが国からの援助があるかないかは精神的にかなり違いがあるだろう。中国ではこれらの支援はなく、将来の不安が大きいことから子育て期間中も共働きを強いられている。

 たしかに最近、妻一人が家事と育児を背負い込む「ワンオペ育児」といった状況は見直され始めている。また、夫の育休制度の導入を検討し始めている企業も多くなってきている。とはいえ、保育園や幼稚園の不足、託児所に関する問題など、日本の子育てをめぐる環境は決して理想的とは言えない。経済的な事情で親たちが仕事を続けるために、子どもを親に気軽に預けられる場所や家庭が多い中国の状況からも学ぶべき部分がある。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)

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